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ムートン・ロートシルト、アルマヴィーヴァ、オーパス・ワンを手がけたパトリック・レオンが自らシャトーを購入し、家族と共に造っているワイン、それが「シャト・レ・トロワ・クロワ」
シャトー・ムートン・ロートシルトの元醸造長のパトリック・レオン氏が自からの住居をかまえ、醸造しています。フロンサックで最も歴史のある畑の一つで、ブドウの木は大半が樹齢45年以上です。3分の2がオークの新樽で16カ月間熟成されます。
主要品種であるメルロは、通常、柔らかなタンニンのワインに仕上がりますが、フロンサックは砂の多い土壌なのでワインもタンニンを強く感じる特性を示します。パトリック・レオンは、この強いタンニンをうまく生かしながら良質なワインに仕立てようとしています。コクがあってタニックで力強く、しかもエレガントに仕上がっています。
この価格帯のボルドーワインとしては驚くほど深みと立体感がある素晴しいワインです。
■テクニカル情報■
産地:ボルドー右岸地区/A.O.C.フロンサック
畑:18ha 土壌:粘土・石灰岩質
年間生産量:60,000本
標高:海抜86M (フロンサックで最も高地) 樹齢:6haは樹齢50-70年の古樹
平均樹齢:45年(樹齢25年以下はセカンドワイン)
【2014年】 品種:メルロ88% カベルネ・フラン12%
収量:38hl/ha
アルコール:14%
【栽培】 リュット・レゾネ方式で栽培。夏季剪定では葡萄1本あたり7房残す。”早摘み”(葡萄の質の向上のため未熟な葡萄の一部を早い時期に除去する作業)と葉の摘み取りを行う。最初に北と東の葉を落とし、次に南と西側の葉を8月末に行う。
【醸造】 葡萄の選別は除梗の前後で2度行う。木製の発酵槽に入れ、28℃以下の低温でルモンタージュとピジャージュを施しながらゆっくり時間をかけてマセラシオン。メルロは27-34日間、カベルネ・フランは29日間かけて発酵。オークの樽で最大18ヶ月熟成 新樽:37%、1年物:38%、2年物:25%
2014ヴィンテージ★ジェームズ・サックリン92点 JamesSuckling 2017年2月13日
ドライ・ストロベリー、チョコレート、濡れた石を思わせるアロマが豊かに香る、素晴らしく薫り高い2014ヴィンテージは、しっかりとした芯のある果実味を備えたフルボディの味わいで、フレッシュな味わいが後味に広がる。円やかになるまで、暫くの間熟成期間を置くと良い。2020年頃が飲み頃。
2014ヴィンテージ★パーカーポイント90点 RobertParker #214号2017年4月1日
2014年レ・トロワ・クロワは、ブラックベリーと苔桃のシャープで輪郭のはっきりとしたブーケが香る。空気に触れるに従い、ヒマラヤスギと煙草の香りがコーラス・ラインに加わる。飲み始めは、シャープな酸とフレッシュで生き生きとした快活な味わいが心地良く感じられる。ブラックベリーと仄かなブルーベリーの風味が弾けるように広がり、軽快でエレガントな後味を生む。バレルテイスティングではより控えめな印象だったが、瓶詰を経て、実に見事に本領を発揮している。是非ともお勧めしたいワインだ。飲み頃:2017-2027年
昔からピカイチのコストパフォーマンスでよく飲んでいるボルドー、シャトー・レ・トロワ・クロワ。木製の発酵槽に変えてから飛躍的に品質が向上した最初のヴィンテージ2014年。年を追うごとにその味わいの良さには注目していたので、高評価2014年期待を抱きながら飲んでみました。
カシス、ブルーベリー、ブラックチェリ―などの新鮮で熟した果実の味わい、コーヒー、チョコレート、スモーク、ジビエ、バニラ香、ハーブなど複雑な香りにボリュームのあるタンニンですが、メルローらしい柔らかさもあり、若いヴィンテージとは思えない飲み心地の良さ。綺麗な酸とミネラルもしっかりと感じる。アフターにバラのニュアンスもあり、とても上品かつリッチな味わい。パトリック・レオンと息子ベルトランの努力によって年々品質を向上させているが、優良2014年も期待以上の素晴らしい仕上がりとなっています。もちろん熟成も期待できますが、若くからでもとても味わいの深みが良く出ている。この味わいと値段のバランスを考えると非常にお勧め。2018.03.09
突然の訃報が入ってきました。
シャトー・レ・トロワ・クロワの当主パトリック・レオン氏がお亡くなりになりました。
輸入元様の情報によると、11月も富士山ワイナリーのワインのコンサルタントの為、来日していたというパトリック・レオン氏。かなりのお年なのに一人で来日してイベントをこなし、帰国されていたそうです。
パトリック・レオン氏と言えば、ボルドー大学のエミール・ペイノー先生の教え子で一番弟子でもありました。エミール・ペイノー先生には3人の弟子がいて、パトリック・レオン、デュニ・デュブルデュー、ミシェル・ローラン。他にもイタリアのジャコモ・タキス氏もペイノー先生に教えを頂いていた名醸造家でもあります。
パトリック・レオン氏は、ムートン・ロートシルトを擁するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドの技術責任者を85年から2004年まで務めて、シャトー・ムートン勤務時代に、ジョイント・ベンチャーとして立ち上げたカリフォルニアの「オーパス・ワン」、チリの「アルマヴィーヴァ」にも携わってきました。一度もお会いしことはありませんが、彼のワインは、どのヴィンテージを味わっても親しみやすく、満足度の高いボルドーでした。これからも、一人でも多くの方に彼のワインを飲んでいただきたい。伝説の名醸造家の訃報でとても残念でなりません。2018.12.15
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